京都の黄泉路の人形師・夜美絵――。
死んだ者の骨で人形を作るという。
其の人形はまるで生き返ったように動く。
人形の唇になくなった本人の血を垂らせば、その本人のままに人形を生き返り、他人の血だったらその他人の言いなりに動くという。
今日も悲しみと苦悩の末に、黄泉路を訪ねる女がひとり……!? 鎌田幸美が描く、ネオ・ジャパネスク・ファンタジー!仲のいい双子の姉妹、葵と菫はふたりとも結婚を間近に控えていた。
だが、菫の結婚相手・耀司のことをずっと好きだった葵は、とうとう菫を殺してしまったのだ! 夜美絵に頼み、自分の身代わり人形を作り、菫になりすました葵だったが……!? 鎌田幸美のネオ・ジャパネスク・ファンタジー!明るく元気な桜は19才の新米奥さん、長男の嫁として石原家に嫁いできた。
愛するダーリン・耕介とその両親、受験生で彼の弟の瑞樹と共に、一つ屋根の下5人家族の新生活はスタート。
初心者マークの主婦にとっては毎日の家事も重労働、おまけにドジな桜は失敗ばかりしているのだが、同居する家族の優しさに支えられて、桜の毎日は幸せいっぱいなのだ。
幸せ家族が贈るほっかほかの愛の物語、はじまります!「私にとってあなたは順子の生まれ変わり」。
桜はいつも優しくしてくれる義理の母にそう打ち明けられた。
耕介の妹・順子の命日に産まれた桜は、順子の分まで、嫁として娘として生きることを決心、新しい家族への愛を再確認する。
そんな中、桜は待望の赤ちゃんを懐妊。
耕介は勿論、未来のおじいちゃん・おばあちゃん達も産まれる前から大変な子煩悩っぷりを発揮。
新しい家族を待つ幸せな時間は流れて―。
耕介との愛の結晶を宿した桜は10月6日、みんなの期待のもとに女の子を出産、一族論争の結果「桃子」と命名した。
ママが桜で娘が桃子、桜と桃とで桜桃(さくらんぼ)。
さくらんぼのように2つで1つ、いつまでも仲のいい、さくらんぼのような可愛い気持ちの親子でいたいと桜は願う。
おじいちゃん達は大喜びで孫を奪い合い、耕介も愛娘にデレデレ。
やることが増えて大変だけど、桜もやっぱり幸せなのです。
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